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「ブラバン」

津原 泰水
バジリコ
¥ 1,680
(2006-09-20)

高校のブラスバンド部が舞台の青春小説。
ブラスバンドと軽音楽部を掛け持ちする主人公の少年に
かなりデジャヴを感じながら読みました。

大麻を隠し持って来日したポール・マッカートニーが
一曲も演奏することなく母国に送還され、
ビル・エヴァンスがジョン・ボーナムがジョン・レノンまでも
死んでしまった、1980年(昭和55年)。
それから四半世紀の時を経て、40歳になった当時の部員たちが
もう一度ブラバンをやろうと再結集する―・・・。


高校生だった「僕」にとって、音楽はすべてで、そして
本当に特別なものだった。
それは、私にも鮮やかに思い出せることだ。

高校生のときは、ラジオにしがみつくようにして音楽を
聴いていた。通学中は大好きな曲を何回も繰り返し歌った。
歌詞カードをそばに置いたまま、数学の宿題をしていた。
いつかバンドを組もうと思っていた。

今でも音楽は大好きだけれど、あの頃のように強い憧れを
持つことはできない気がする。
あの頃聞いていた音楽は、今でも特別だ。

ブラスバンドで、大好きな音楽を共有した仲間が存在して、
大人になって、またどこかで会えるというのは、
ほんとうに最高なことだなあとあらためて思いました。

そんな気持ちを思い出させてくれた小説でした。
青春バンザイ!
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