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小説と音楽と日々

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「オリーブ少女ライフ」

山崎まどか
河出書房新社
¥ 1,620
(2014-10-24)

オリーブが月刊誌になったあと、2001~02年頃に連載されていたコラム「東京プリンセス」の書籍化である。
待っていたのは私だけじゃなかった。やはり。というのが書籍化を目にしたときの感想で、
昔の写真を見返すような感覚で、もう一度読み返したいなーとこの10年間ときどき思っていた。

オリーブは自分の好きだったもの、今でも忘れられないものがたくさん詰まった雑誌だった。高校生から20代のはじめまで読んでいて、だいぶいろいろと影響を受けたと思う。
渋谷系、岡崎京子、80年代から90年代の空気、ミニシアター系映画、オザケン、アイコンとしての東京という街。

若い頃の自分を思い出しながら読んで、よみ終えた後、これから自分の好きなものをもっと自分の中心に置いて暮らそう、と思った。
いい大人だからとか、親だからとか、気恥ずかしいとか、そういうことを気にするには人生は短すぎるのではないかと思ったのだ。もっと若さを忘れなくてもいいし、自由な気持ちでいてもいいのではないか。

10代の自分が会いに来たような感覚だった。
オリーブ、相変わらずおそろしい影響力を持った雑誌だ。
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「Oggi エディター 三尋木奈保 My Basic Note」

この数年薄々感じながら、見ないふりをしてきたのですが、
好きだった服が似合わなくなってきました…。

体型が変わったわけでもないし、若い頃より体重もむしろ減ったのに、年齢ってコワーイ。
ナチュラル系の服はほんともうぜんぜんだめです。花柄とか好きだったんですけどねぇ。今の私が着ると志茂田景樹のようです。
一年前引越したのを機に、押入れケース3箱分服を捨て、もうわたしもいい年なんだから、これからは好きな服より、きちんと試着して自分に似合う服を着ようと決めました。

『マイ・ベーシック・ノート』は『Oggi』でエディターをされている三尋木奈保さんのスタイリングブックです。この人のスタイリングは素敵です。ベーシック、シンプルでいい服を上手に組み合わせて、そして何より服がその人を引き立てている。
特に小物使いや、微妙な色使い、丈やサイズの決め方がとても勉強になり、かつおしゃれテンションもあがる本です。全部いいもので揃えるのは無理でも、似合うものをがんばって探すぞ〜とうきうきしました。こういうファッション系の本の中では、とても内容のしっかりした一冊だと思いました。
 
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映画におけるファッション&インテリア

映画に出てきたファッションをかわいいイラストでまとめた
スタイル・ブック。

映画のファッションやインテリアは、いいですねー
映画を見る楽しみのひとつです。
若い頃は、好きな映画のファッションやインテリアは
DVD停止して、画面をスケッチしたりしてました。

最近いちばん感銘を受けた映画ファッションは、「(500)日のサマー」の
サマーちゃん(ズーイー・デシャネル)。いやあ、かわいかったねえ。
サマーという名前通り、ブルーの服がとても似合っていました。
彼氏とIKEAデートのときはレースのサックスブルーのワンピース、
お仕事のときでもシャツワンピにカチューシャですよ。
紺のトラッドぽいカーディガンに白いシャツもかわいかった…と
お話は尽きません。
観終わったあとも、いっとき自分の中で「青い服ブーム」がきてました。
またこの映画は、男子のお仕事ファッションもかわいくて、勉強になりました。
ちなみにインテリアは「夏至」が至高。
トラン・アン・ユン監督作品のインテリアは、最初見たとき衝撃を受けました。
「ノルウェイの森」も素敵だった。かなり自分にとってお手本になっています。

話がそれましたが、杉浦さやかさんの映画の趣味が良く、イラストもかわいくて、
「おしゃれしよー」「映画見よー」と、気分が上がる一冊です。
特に少し古めの作品については、本当にたくさん紹介されていました。
このところ、やっと映画でも見ようかという余裕が出てきたので、
この本を参考に選んでみようと思います。

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「12ヶ月のクロゼット」

杉浦 さやか
ベストセラーズ
¥ 1,365
(2010-10-16)

 表紙がかわいらしくて、図書館で借りてみました。
イラストレーター、杉浦さやかさんの、洋服イラストエッセイです。
表紙どおりのかわいらしいイラストと、服への愛が詰まった一冊です。

イラストがかわいいのも勿論ですが、服の趣味がけっこう近いので、
眺めていると、お洒落テンションがあがります。
mcシスター、oliveがお好きだった方や、
今もなんとなくそのテイストが忘れられていない方にはおすすめです(笑)

杉浦さんは、なんとビックリ「しまむら」もお好きなようで、
しまむらへの熱い思いが語られています。
それを読むうちに感化されてしまい、とうとう先日初めて「しまむら」へ行ってみました。
赤子をかついで「しまむら」デビューです。

いやーいろんなものが売ってるのね「しまむら」。
そしておどろくほど安いんだね。
老若男女問わない、ふところの深い場所でした(笑)
楽しかったです。



シャツワンピースにあわせようと思って買ったレース付き白カットソー。
しまむら安心価格で700円くらいでした。
袖と丈が長めで、細身で合わせやすいです。

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「家族の勝手でしょ!」

雑誌で紹介されてて気になったので、興味本位で読んでみました。
首都圏の子供を持つ家庭を対象に、食卓の定点観測を行う「食DRIVE」の
調査内容をまとめたものが本書です。

1週間分の家庭の食卓を写真に撮ってもらい、コメントをつけてもらう、という形式で
行われた調査なのですが、写真274枚がすごい衝撃的で・・・・。
具のないラーメン、焼きそば。お菓子の盛り合わせが朝ごはん。
食事はみんな違うメニューを取り、野菜の買い置きはミックスベジタブルのみ。
揚げ物は焦げ付いて、煮物は水没し、あっこれはまとも・・・と思ったのは
実家からの差し入れか、レトルト。
写りこんでいる食卓の散らかり方もすごい。

こんな家族いないやろ〜と、最初は笑っていましたが、
読みすすめるうちにだんだん暗い気分になってきます・・・。
食事の内容もさることながら、ここまで家族ってものが崩壊してるんだなあと・・・。
食卓のデータに、今の社会の殺伐とした感じがはっきりと表れている気がします。
この調査が、収入が日本の標準以上の家庭を中心に行われたというのもショックでした。

人一倍食い意地のはった私にとって、
「ごはんだけはちゃんとしよう」と襟を正す気持ちになった1冊でした。

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「よつばと!」

あずま きよひこ
アスキー・メディアワークス
---
(2010-11-27)

ようやく出た新刊。一年に一回くらいしか出ませんが、
ほんとに楽しみにしています。

1巻の最初は夏休みの始まりの日でしたが、10巻ではやっと秋が深まってきました。
(だいたい1日1話で話が進んでいくのです)
父ちゃんの教育者っぷりが素晴らしい10巻でした。

ホットケーキが出てくる絵本を読んだよつばが、実際にホットケーキを作ってみたいと
言い出します。で、ホットケーキのもとを買ってきてくれる父ちゃん。
こういうの、わくわくしてうらやましいです。

しかし、何度やってもホットケーキがうまくひっくり返せないよつば。
それを見た父ちゃんが、たくさんタネを作ってやり、
成功するまで何度でも焼かせてやるところがぐっときます。
こういうふうに、ゆっくりとした気持ちで子育てできたら、大人も子どもも幸せでしょうなあ。

このマンガ、話自体ももちろん面白いんですが、マンガ内に出てくるモノが、
自分の欲しいものや、実際持ってる物とけっこうかぶっているので、
そこもすごく気にして読んでます。
たとえば、よつばの家のトースターは、我が家とおそろいです(たぶん無印)
かっこいいな〜次買い換えるならこれがいいなあと思っていた車が、
ジャンボの愛車でした(ルノーのカングー)
9巻焼肉屋さんの回、焼肉屋のタレ入れがうちと同じです(白山陶器のG型しょうゆさし
そして、10巻では、最近欲しいなと思っていろいろ調べてたカメラが・・・!(オリンパスのペン)

マンガのよつばたちの行動にも影響されまくっていて、
真似して本棚を作ってしまったし(→)、
9巻では、あやうくこの年でテディベアが欲しくなりました・・・。
気球も見に行きたいです。ホットケーキはもう焼きました。
早く次の巻が読みたいです。

ダンボー
うちにもダンボーがいるノダ。

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I'm cloud

「考える人」の今月号、村上春樹のロングインタビュー。
3日にわたるインタビューで、すごい読み応えがあるので、ちょっとずつ読んでいる。

夏目漱石のことを語ってるところが興味深かった。
「こころ」「明暗」はあまり好きじゃなくて、「三四郎」「それから」「門」の三部作がおもしろい。
「三四郎」の読んでて唖然とするようなところが好きとか。
それから、19世紀小説が自分のベースだとか。よくわかる気がする。
しかし、インタビューの言葉すら小説のような人だ。

「考える人」、小説が特集の号は、ほんと気合が入っていてすばらしいよ。
渋くていい雑誌だ。

◆ ◆ ◆

「空から日本を見てみよう」というテレビ番組を見た。

そのまんま、空から日本を見る番組だった。昨日は沖縄本島だった。
「くもじい」というおじいさん(雲)と、「くもみちゃん」という弟子(雲)が水先案内人だ。
へんな建物とか地形の珍しさとかを重視し、説明がかなり適当なところがテレビ東京らしい。
鉄、団地、工場、廃墟、地図などに萌えるタイプの人には楽しい番組だ。

妹が「北九州工業地帯」の放送回のDVDを借りてきてくれたので、見るのが楽しみだなぁ。


「くもじいじゃ」

◆ ◆ ◆
BGM: R.E.M "Imitation of Life"

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What are girls made of?

タイトル通り、文化系女子たちが好きなマンガを5冊ずつ紹介するという内容です。
紹介者陣が豪華です。
木下綾乃、甲斐みのり、杉浦さやか、advantage lucyのaikoちゃん、
Goma、渡辺ペコ・・・。
このへんの名前を見て「ああ〜」と思われる方にはおすすめです。

執筆陣は、女子と言えども妙齢の女性たちなので、マンガはけっこう古いのが多いです。
りぼん派、なかよし派で争っていた私たちの世代には、とても懐かしい内容でした。

思えば子どもの頃に読んだマンガというのは、ずいぶん自分に影響を与えてるんだなと
思います。
九州の地方都市で育った私は、お洒落も恋も全部マンガや本を鵜呑みにしてました(笑)
今思い出すと死にたくなりますが、まあそれくらい当時の少女マンガには多大な力が
あったということで・・・。


とりあえず近所の漫画喫茶に行き、「星の瞳のシルエット」を全巻読んできました。
80年代マンガはいいですね〜。第一話ではパンをくわえて登校しています。
主人公の香澄ちゃんよりも、親友の沙樹ちゃんと司くんの恋の行く末に思わずうるうるきました。
幼なじみとの恋ってステキ!久住くんより絶対司くんがいいのに!
ときめきながら読みました。私もまだ捨てたもんじゃないってかんじです。

■ ■ ■

今回図書館で借りてきた本の表紙が、なんかかぶっていた。



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「にこたま」

すっかりマンガ読まなくなったので、久しぶりです。
渡辺ペコの最新刊。「東京膜」からのファンなのですが、
モーニング・ツーで連載していたとは知りませんでした。

29歳のカップルの話です。大学生のときから付き合っていて、同棲中。
仲のいい普通の二人です。
30を目前にして結婚、妊娠、仕事など、それぞれに抱えている思いは
あるんですが、なんとなく踏み切れない。
そのうちに二人の間に大きな問題が…。

そんな感じです。
この主人公たちと私は同世代なので、二人の抱える気持ちはけっこうよくわかります。
なので、読んでいてちょっと気が重くなるマンガでもありました。
29歳ってなんというか、「ちゃんとしなくちゃいけない年齢」なんですよね。
これが1巻で連載中なので、今後二人がどうなっていくのかちょっと心配です。
頑張ってほしいものですが。ちゃんとするって難しいものです。

渡辺ペコは来月はじめにも短編集が出るようです。
「ペコセトラ」表紙がすごいかわいい。
デビュー作の「透明少女」が収録されているようで楽しみです。

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「ソニアのショッピングマニュアル」

ソニア・パーク
マガジンハウス
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(2004-10-21)

私が実家で暮らしていたとき、
家族それぞれが洋服など買い物に行ったときは
帰ったら必ず披露しあう、という暗黙のルールがありました。
洋服は当然着て見せなければなりませんでした。
でもなぜか、人の買ったものを見るのって楽しいですね。
自分のものでもないのに不思議ですが。女性だけでしょうか。


というわけで、人気スタイリスト、ソニア・パークのお買い物カタログです。
辞書みたいな素敵な装丁で、中には見開きで商品が紹介されています。
洋服、靴、バッグ、時計、生活雑貨まで、紹介されているものはさまざまですが、
洗練されたシンプルなものばかりです。

この手の本は、「こんなステキなものを持っている、おちゃめな私を見てちょうだい」
という感じのものが多く、あまり好きではないのですが、
この本は押し付けがましくなくて良かったです。

ショッピングマニュアルと言っても、紹介されている商品は、
びっくりするようなお値段のものも多いです(笑)
まあでもそれも楽しいです。特に靴や時計なんかは、高いものは綺麗で、
見ているだけでも楽しいです。
無印やアンティパストなど、庶民派のものも出てきます。

これは2004年に出たものですが、2007年にパート2も出てます。
どちらも良かったです。
ソニアの文章が品がよくて、もちろんセンスもよくて、
お茶でも飲みながら読むと、優雅な気持ちになれます(笑)


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