そうなると、せっかく片付いたのに
この配線↓が出ているのがどうも気になってしかたない。
それで、プラグを隠すボックスを作ってみました。

↓


すっきりしました。
横と下に隙間を空けているので、放熱も大丈夫ではないかと思います。
前板は、不用になったカラーボックスのパーツを再利用したので
あらあら色がおかしいですね。
目隠しに作っただけなので細部は適当ですが、
とにかくすっきりしたので良しとします。



またラジオの話。
平日の昼過ぎに、運転中にたまたまよく聞くラジオ番組がある。
短い番組だが、DJの声が良くて、思わず聞き入ってしまうのだ。
毎回ひとつの話題を取り上げて、それにまつわるあれこれの話と、
そのテーマに沿った曲を2、3曲かけてくれる。
たとえば「月」がテーマのときは、R.E.M.の「Man on the moon」、
「色」がテーマのときは、Rolling Stones「She’s a rainbow」など、
選曲の趣味が良いのも気に入っている。
先日のテーマは「東京スカイツリー」だった。
DJが、スカイツリーの最寄の東武鉄道の駅が「業平橋」から「東京スカイツリー」に
変わったことなどを話したあと、東京事変の「新しい文明開化」という曲がかかった。
そうだね時代は変わるねぇ、文明開化だねぇ…などと思いながら、
交差点で信号待ちをしているところで、何かいきなり、
聞いたことのあるローファイなギターイントロがラジオから流れ始めた。
スーパーカーの「Trip Sky」という曲だ。
14年前に出たファーストアルバムの、しかもいちばんノイジーなラストナンバーで、
出た当時でも、本人たちの番組でしか流れてないだろう、という感じの曲だ。
それが今、この2012年に、ラジオから流れてきたことに、少なからず衝撃を受けた。
昔、バンド組んだばかりのころにコピーしたこともあった曲なので、
懐かしさにくらくらした。しかしその反面、
「なんでこれ選んだんだ、他にいくらでもスカイな曲はあったろう」という疑問も
入り混じり、まさにトリップしたような気持ちになった。
しかし、スーパーカーというバンドは、私たちの世代からすると、
まさに文明開化のようなバンドだったと思う。
それまでのバンドとは何かが本当に違っていた。
特に1枚目、彼らのデビューアルバムは、最初聴いたときは撃たれたみたいな気持ちがしたものだった。今聴いたら音が悪くてびっくりするけれど。
スカイツリーが象徴している、時代の幕開けのようなものを、
あの頃のスーパーカーの曲と重ねて選んだんだろうか…などと勝手に穿って、
あとから番組サイトを調べてみたところ、DJが60歳の人だったのも衝撃だった。
私はいつも、同年代の人と思って聴いていたのだった。
図書館で借りてきた絵本でしたが、
あまりに息子が気にいった様子だったので、アマゾンで購入しました。
「おやすみなさいコッコさん いけのみずも ねむったよ」
「いけのみずがねむっても コッコはねむらないもん」
夜がふけて、世界が寝静まった頃、まだ眠っていないコッコさんに
おつきさまが話しかけます。
詩情あふれる絵本です。優しい絵と言葉が、夜の静謐さ、夜の不思議な手触りを
伝えます。フィッシュマンズの「ナイトクルージング」や
R.E.M.の「Night Swimming」みたい。
お月さまとコッコさんの会話の繰り返しを聞くうちに
心が静まるのか、息子はすごーく眠くなってくるようです。
そして読んでいるこちらも、優しい静かな気持ちになれる絵本です。
寝かしつけの絵本として、とても催眠効果があると思うので、
子どもがなかなか寝てくれない親御さんは、ぜひ…!
(1才7ヶ月)

私の通っていた大学は、すぐ裏に広大な自然公園(というか山)が
広がっていました。
私の住んでいたアパートは、その山のふもとにあり、
ときどき気分転換に山にのぼったりしていました。
友達から、
「山の中にいい森を見つけたよ!
お気に入りで秘密の場所なんだけど、教えてあげる」などと、
小学生のようなことを言われ、授業の合間、秋の紅葉美しい森に自転車で
出掛けたこともあります。
たしかにいい森(笑)でした。ノルウェイの森ごっことか言って、
追いかけっこしたりしてました。アホですね。
そのノルウェイの森(偽)のことはすっかり忘れていたのですが、
今日天気が良かったので、息子といっしょにピクニックに出掛けたところ、
「あら?ここ来たことがある…」10数年ぶりによみがえる記憶…

ぽっかりと開けたような森の中に、木漏れ日がさんさんと降りそそぎ、
風が草をゆらしていました。
映画や小説の中の一場面にまぎれこんだような、不思議な気持ちでした。
秋になったらまた来たいです。そのときは息子とノルウェイの森ごっこをします。
昨年の暮れのこと。
私と夫は、「一年間がんばった自分たちへのごほうびを、何か買おう」
ということになった。
なにを買うか迷ったが、うちは夫も料理をするので、ストウブという鍋を
買うことにした。
前にビストロで、この鍋でココットローストが出てきたのが
すごいおいしかった&ルックスがよかったので、憧れていた鍋だった。
購入したのは、ピコ・ココットラウンド24cm。色は迷わず黒。
鋳物なので重い。足に落としたら骨折しそう…
購入して三ヶ月、使った感想は、「さすが高いだけはある…」
料理の腕があがったような錯覚を覚えます。
同じレシピ、作り方なのに、鍋だけでこうも出来が違うか、と感心しました。
・熱伝導が良いので、調理時間が早い。煮込みなど簡単に長時間煮込んだような
味わいになる。
・蓋が重く、鍋も厚いので、野菜など蒸らしながら炒めるのがラク。
・洋食だけでなく、和食にも活躍。
煮込み、スープ、魚の煮つけまで、オールマイティーに使える。ごはんも炊ける。
もともと薪料理などでも使われる鍋なので、とにかく頑丈で、
焦げにくいのも長所。
気をつける点は、ヘラやおたまなどは金属のものを使わないこと。
コートに傷がつくそうなので。
同じ鋳物のル・クルーゼもかわいくていいなあと思ったが、
頑丈そうでクールな見た目が好みだったので、ストウブにしてしまった。
(値段も少し安かった)
料理が好きな人、または食いしん坊の人(私は後者ですなあ)は、
鋳物の鍋は買って損はないと思う。
最近また部屋の模様替えを画策している。
そのひとつとして、今まで壁の真ん中に置いていたテレビを、
部屋の角に置くことになった。
それでコーナー用のTV台、いろいろ見てみたのですが、
なんか大きすぎて、値段も高い…。
うちのテレビは26インチなのもあり、もっとささやかな台でいいんだが…。
と思っていたところ、里帰りした実家で、捨てられかけていたテレビ台を発見。
持って帰ってきた。
■before■
30年前からわが家にあり、かつてはガチャガチャ回すチャンネルのテレビが
載っていた…。
↓
■after■
な ん と い う こ と で し ょ う !!
まあ扉、というかフタを付けただけですが…
しかし今回は夫に頼ることなく、すべて私一人で作製しましたよ!
実は最初、扉用として買った板が薄すぎて、失敗。
丁番が取り付けられなかったのです。
その失敗した板は天板に貼ってみました↑
そしてこれが扉。
軽くて安いファルカタ材に、オイルステイン(オーク)塗ってます。
ガラスのアンティーク調の取っ手は、なんと100均(Seria)で購入。
きょうびの100均はいいもん売ってますねー。
↑テレビを置いてみました。
薄型テレビを置いているはずなのに、なんかどうにも古臭い感じが
ぬぐえませんが…
制作費
ファルカタ材2枚(天板、扉)800円
丁番2個…150円
取っ手…105円
その他、オイルステイン、つや消しニス
CD棚、スパイスラック、オープンラックと、少しずつDIY作品が増えてきました。
私はそうとう不器用なほうですが、電気ドリルさえあれば、けっこういけますよ。
ものづくりって、音楽でも料理でも裁縫でも文章でも、だいたい何においてもそうですが、
頭で考えるより、実際やってみたほうが案外うまくいく気がします。
意外とうまくできた、と思える瞬間は、人生においていいものです。
水村美苗の新刊!
数年前、評論「日本語が亡びるとき」で話題になった水村美苗。
「本格小説」がそうとう面白かったので、新刊楽しみに待ってました〜
今作「母の遺産」は、読売新聞の土曜朝刊で連載されていた新聞小説で、
タイトルにも「新聞小説」と入っています。
■ ■ ■
主人公の美津紀は、50代の大学講師兼翻訳家。子どもはいない。
今までの彼女の人生は、母親に振り回されっぱなしだった。
芸術と美を愛し、上昇志向の強い、エネルギーの塊のような母親は、
かつて不倫の恋に走り、夫である主人公の父親を見捨てた。
そして今、死に際になってもなお、娘たちに我侭を言い続け、
美津紀はそんな母親の介護にすり減り、疲れきっている。
その上、美津紀の夫は、若い女性と浮気している。
どうやら海外出張先にまで同伴しているらしい。
二人の関係、会話を、彼女は夫のGメールにログインして読んでしまう。
夫とのことをちゃんと考えなくてはいけないのに、母はなかなか死なない…。
…とまあ、発言小町もビックリのドラマチックな…。
登場人物は濃いし、多少浮世離れしているけれど、抱える問題は
不倫、介護、遺産、さらに姉妹の確執…と、誰にでもふりかかる悩ましいもの。
それゆえ「それで、先はどうなるの!?」と先が気になって仕方ありませんでした。
小説を大きくわけて前半は「母が死ぬまで」、後半は「母が死んだ後」、
後半は、タイトルにある「母の遺産」が鍵になります。
母の死後、介護疲れをいやすため熱海に逗留し、夫との出会いから今まで、
それからこれからのことを見つめなおす主人公。
愛人と夫のGメールのやりとりを読み、攻防作を練りながら、涙する主人公…。
物語の中で、母、祖母、娘たち…と時系がうつり、過去が明らかになり、
登場人物たちの来し方行く末は…。
言ってみれば俗なテーマを扱いながら、これだけ燦然とした純文学になりえるのは、
さすが水村美苗としかいいようがないです。
そもそも美津紀の祖母は、新聞小説連載だった「金色夜叉」によって
その運命を狂わせられる…という仕掛けも見事。
まあまあとにかく濃くて面白い!そしてリアル!
母の遺産はどうなっちゃうの!?
読み終えて、
「よーく考えようーお金は大事だよ〜」と歌っていた
某CMソングが耳によみがえりました。
こぐま舎から出ている、わかやまけんのこぐまちゃんシリーズ。
中でもこの「しろくまちゃんのほっとけーき」は魅力的です。
「わたしホットケーキつくるのよ」とおしゃまに宣言し、
奮闘しながらホットケーキを作るしろくまちゃん。
ハイライトは、フライパンのホットケーキが焼けるシーン…なんとおいしそう!
それにしても、このかわいいポップな絵。とても素敵です。
これ初版1972年、40年前なんです。今見てもまったく古びないどころか
本当にかわいくて、元気の出る絵です。
しろくまちゃんの着ている縞々のエプロン、かわいい。ほしいです。
